石水院を出て境内をお散歩。
階段一つ一つに趣を感じます。
その昔、162号線が開通してなかった
時、ここはどれだけ秘境やってんやろなぁ。。
「あかあかや あかあかあかや あかあかや
あかやあかあか あかあかや月」
「月の歌人」とも言われた明恵。
「阿留辺畿夜宇和」を座右の銘にしていた明恵。
「あるべきようは」って読むそうです。。
人は阿留辺畿夜宇和(あるべきようは)の七文字を持(たも)つべきなり。
僧は僧のあるべきよう、俗は俗のあるべきようなり。乃至(ないし)帝王は
帝王のあるべきよう、臣下は臣下のあるべきようなり。このあるべきようを
背くゆえに一切悪しきなり。
一宗を興したわけではない明恵のもとに多くの人が
尋ね、教えを乞うた。。
自身を気取らないその人柄に引き寄せられてのことでしょう。
よし!今度もう一度明恵に教えを乞いに高山寺を訪れよう。。
もちろん車で・・・。